2005年05月
2005年05月18日
ICE
邦楽も色々と好きなミュージシャンがいるのだが、「クール」という言葉が一番似合うのがこの人達であろう。
宮内和之と国岡真由美のユニット、ICEである。
ロックからハウスからソウルから・・
まあとにかくあらゆるジャンルで音楽を作らせても「あぁ、クール・・」と思ってしまう。
宮内氏のアレンジのキレの良さと国岡真由美の透き通った、そしてどこか無機質なボーカルがもうたまらないのだ。
ファンなら誰でも言う共通の感想が「夜の高速道路で聞きたい」というものである。
都会の夜景の中で聴きたいのだ。
でもこのICE、知っている人が本当に少ない。
こんなにいい曲作ってるのに。
時々出てくる、自称「オシャレな音楽」みたいな人達とは器が違う。
お洒落そのものなのだ、この人達の音楽は。
今まで知らなかった方、聞かないと人生の幾らかは損するよ。
ぜひ聴いてみてください。
この「ミッドナイト・スカイウェイ」は、もう最高に、クール!です。
2005年05月15日
検査結果
2005年05月14日
無頼漢IKUDAI
グローブが泣いている
2005年05月12日
2005年05月10日
健康は大事・・・なのかなあ、やっぱり
2005年05月09日
二十世紀少年読本
この映画、1989年公開だから今思えばバブル期だったんだなあ。
一人で大森の小さな映画館で見た。
モノクロで三上博史主演でサーカスが舞台でなにやら哀しい雰囲気を感じ
た自分は迷うことなく映画館に足を運んだ。
孤児であり、サーカス団で生きていくしかなかった幼い兄弟。
そして空中ブランコ乗りの名手であったにも関わらず、綱渡り練習中に落
下した弟をかばったため、足が不自由になった三上。
その後、真に生きる場所だと信じていたサーカス団を去り、イカサマ香具
師をやりながら放浪する三上がたまらなく切なく、破滅的だ。
そんなイカサマを黙って見ていなかった地元の親分に叩きのめされるが、
度胸を買われ、渡世の道に。
そこそこのバイをしながらテキヤ社会で生きていくのだが、ある下品な親
分の情婦と恋仲になってしまったために、組に追われる身となる。
しかし三上と情婦の愛は限りなく純粋だ。
いっそ心中してしまおうかと二人は覚悟を決める。
ラストは意図的にぼやかしているが、追ってきたヤクザに銃で撃たれたこ
とは間違いない。
しかしそこで場面が変わり、意識を持った二人は、どこか見知らぬ砂漠の
中に見つけた満員のサーカスのテントへと歩いていく。
それが天国なのか現実なのかはわからない。
ただ、唯一の居場所を追われた男が、最後にそこへ戻れたことがたまら
なくうれしかった。
破滅すらも超えた純愛にも涙する。
映画全体に「純粋」という星が散りばめられたような、夢のような作品だっ
た。