2005年06月
2005年06月28日
やっぱり電車で行くかも
2005年06月27日
暑い暑い暑い暑い!!!・・だからCOYABA。
2005年06月26日
健康食品のお話
2005年06月25日
久米小百合
タイトルの名前を見ても誰だかわかる方は少ないだろう。
でも「異邦人」で大ヒットを飛ばした久保田早紀だと言えばわかる方もいる
かな。同世代ならば。
その久保田早紀が結婚、引退10年後に本名で出したアルバムが、この
「はじめの日」である。
2、3年前だろうか、「異邦人」はいい歌だったなあ、久保田早紀は綺麗だ
ったなあと突然思い出し、再発のアルバムを聞きまくった。
これほど歌の上手い、そして良い曲を作る人だったのかとびっくりし、そし
てその美貌にも再度感動してしまった。
一度そう思うととことんミーハーと化してしまう自分なので、なんとこの人が
通っている教会にまで足を運んでしまった。
ご存知の方は少ないだろうが、この人は引退前に洗礼を受け、敬虔なクリ
スチャンとなり、一般人の生活を選んだのであった。
自分が教会に通い始めたのは、当時花屋をやっていてクリスマスアレンジ
を作っている時に、なぜクリスマスカラーは赤と緑と白なのだろうと疑問に
思い、牧師にその理由を聞くためでもあった。
そして偶然その時代に久保田早紀を思い出し、聞き始めたのだ。
不思議なものである。
この人は「異邦人」当時はえらく陰のある、ミステリアスな美人という印象だ
ったが、実際に会うと気さくでひょうきんであった。
でも美しさだけはそのままであった。
その後はチャペルでのコンサートにも出かけ、ピアノを弾きながら唄う彼女
を見て感動したものだ。
特にカーペンターズのカヴァーは最高であった。
「美しい歌声」というのはこういうことなんだなとも思った。
その後しばらく教会に通い、礼拝にも熱心に出ていたが、基本的に天邪鬼
でひねくれ者の自分にはあの世界は合わなかった。
その後近くの教会にも行ったりしたが、なんと前日スナックでベロベロに酔
い、礼拝後に牧師に絡んで気まずくなって行かなくなったという、なんとも
自分らしいオチがついたのだった(笑)
話がそれたが、このアルバムは素晴らしい。
「Terah」というクリスマスソングも入っているが、やはり本物の風格だ。
昨今の、クリスマスにやれ女が来ないとか一人ぼっちだとか二人でいよう
ねとか、そういうたぐいのものではない。
イエスが生まれる、まさにその時を男の子からの視点で描いているとい
う、なんとも詩的な世界だ。
自分はクリスチャンではないから意味もよくわからないが、非常に上品な
印象を受けた。
この人の影響で、人生のほんの一瞬、キリスト教というものに触れたが、
それはそれで面白い経験であった。
去年は行かなかったが、クリスマスも一人で教会に行ってたなあ。
でもその帰りにスナック行ったりしてたから俺はやっぱり信仰持てるほど
出来た人間じゃないな(笑)