mooの真面目な話
2007年03月09日
禁断の木の実
触れてはいけない、関わったら身の破滅を招く。
そういう女というものははたして存在するのか?
1994年に放送された野島信司のドラマ「この世の果て」で横山めぐみが演じた加賀美ルミはまさにそんな女だった。
絵に描いたように純粋な元天才ピアニストの男、高村士郎(三上博史)を誘惑し、麻薬中毒にまで堕落させた。
特に女が何かを無理強いするわけでもなかった。
男が勝手に蟻地獄にはまっていっただけなのだ。
それほどまでに魅力があり、反面で逃れられないような、人を破滅にまで追い込む本性を、この手の女性は生まれながらにもっているのだろう。
幸いにして僕はそういう目に会わずにこれまでは済んでいるのだが、一方で、「清くやさしく美しい女性」よりも、この「身の破滅を招く女」の方が数倍、いや数十倍の魅力を持っていることもわかっている。
いざそういう女に出会ってしまったらはたして逃れられるのか?
自信を持って「関わらない」とは言い切れない。
もともと持ち合わせている破滅型の性格の僕の前に、その眠っていた不発弾を爆発させる女が現れることが僕は怖い。
何が怖いかというと、とにかくそういう女は人生を捨ててしまってもかまわないと思わせるところなのだ。
女性の「魅力」とはいったいなんだろう。
こればかりは男である僕にも、破滅を招く当の女性にも永遠にわからないのかもしれない。
2007年03月02日
鉄道員
さっきまでちょっとうとうとしていたら夢を見ていた。
僕が国鉄に就職して汗水垂らして働いている夢。
駅のパネルを交換したり、長距離列車の出発を見送ったり、出発前の列車の準備をしたり。
おそらく就職初日なのにえらく仕事がはかどり、楽しく、「ああ、これぞ天職だな!頑張るぞ!」と思ってたシーンもあった。
社会が変わらなければ僕はもしかしたら鉄道員だったかもしれない。
今でも勤めていたかどうかはわからないが・・
2007年01月23日
プラトーン
プラトーン 特別編 [MGMライオン・キャンペーン]
CDショップをなんとなくぶらぶらして、安価で名作のDVDを探していたら「プラトーン」がなんと¥1,000で売っていたので迷わず買った。
これはもう絶対に名作。
ロードショーで見た時は多感な10代だったからとても考えさせられた。
とりあえず名シーンのラストシーンだけを見た。
たまらんなあ。。
チャーリー・シーンの独白場面は実にいい。
負傷兵として帰還するヘリの上から、戦場のベトナムを眺める。
死体はゴロゴロ転がってるし、その大量の死体がブルドーザーで穴に運ばれる。
その戦場を見ながらやり切れなさで号泣するチャーリー・シーンにはこちらも涙を誘われる。
「敵は自分の中に居た」「これからも思い出は残るだろう」
「弦楽のためのアダージョ」の流れる中、独白が続く。
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2006年12月25日
2006年12月24日
2006年12月15日
「寝ること」が一番好き
小さい頃から寝ることは好きで昼寝もしょっちゅうしてたんだけど、年取るにつれてさらに寝ることが好きになっている(。・-・)
「趣味、寝ること。」って言うと、あまりいいこと言われないんだけどね(笑)
どこか行こうぜとか言われても「寝るから行かない」とか言って断ることもたまにあったしな(笑)
でももともと多趣味でもあって、散々体も金も使ったから、この歳になって好きなだけ寝ててもいいと思うけどね(。・-・)
特に冬はふとんに入ってぬくぬくとしてるのが最高ですな(。・-・)
こたつでもあればもっとぬくぬくしてられるんだけどねえ(。・-・)
金をバンバン使う贅沢もいいとは思うけど、おもいっきり寝る時間が持てる贅沢ってのもいいもんだよ。
風呂、メシ、酒、寝る。
こういうことがだらだらと毎日出来ればこんなに幸せなことはないね(。・-・)
あ、でも太るのは嫌だからそうならないためにそこそこの節制はするけどね。
皆さんも「趣味を持たなければいかん」という、根拠のない言葉に右往左往せず、ただだらだらと生きてみてはいかがでしょうか(笑)
まあ程度問題でしょうけどね(。・-・)
2006年12月06日
夢は不思議
昨日書いた夢の話を改めて読んだら・・なんか変だねえ(笑)
夢自体もともと矛盾したことが連続して起こったりするし、それを文章化しようとすると変なものになって当然なんだけど。
ちょっと危ない人が書いた文になってる気もする(笑)
あとこの夢の特徴は、「巨大ヤモリ」「巨大蛾」「海がめ」だろうな。
いずれも動物で、人間に襲い掛かって来るという設定で出て来てる。
僕は昔っから動物に追いかけられる夢をよく見るので、恒例のパターンなのだが。
何か抑圧されたものがあるのだろうかとか考えたりもしたが、あんまり深い意味はないだろうな。
実際蛾は嫌いだしね。
しかし今回書いてみて、これは面白いと思った。
見てる人は面白いかどうかわかんないけど(笑)
また変な夢見て起きたらそこで書いてみっか。
ちょっと寝ぼけたくらいに書くとかなり変な文章になって面白い(笑)
面白かったらやってみる。
これこそ人生の楽しみだよな(。・-・)
2006年10月28日
夜間中学記録映画「こんばんは」
今日は足立区の千住まで行ってこの映画を見て来ました。
自主上映だね。
山田洋次監督の夜間中学を舞台にした映画「学校」を見て以来、僕の中でずっと考え続けてる問題のひとつなので、これは見なければと思っていた。
記録映画なので、淡々としている。
しかし倍賞千恵子さんのナレーションが温かい。
現実をしっかりと記録していて、ひじょうに好感の持てる映画であった。
70代で入学した何人かの方がメインで登場していた。
皆さん戦中戦後の混乱期で義務教育が受けられなかった方々。
奥さんの介護をしながら週に2回駐車場で誘導の仕事をし、通学していた75歳の方も居た。
こう言っては失礼だが、もう残りの人生のほうが少ないのに学ぼうとする姿勢に心を打たれる。
そしてみんな楽しそうに授業を受けている姿も印象的だ。
最高齢の方は91歳であった。
外国から来た方もいる。
そのうちの1人で卒業式の答辞を読んだ方は両親が居らず、弟だか妹がまだ幼いので、次のステップである高校への進学はその時点では断念すると言った。
しかしいつか必ず高校へ進学したいと語っていた。
式を終えて校門まで送られる彼女の涙にはこちらもさすがに胸が熱くなった。
年齢・性別・民族関係なく楽しそうだった移動教室や運動会の場面もあった。
見ているこちらも楽しくなるような微笑ましい風景であった。
同じ中学の昼の生徒との交流の場面があり、昼の生徒は「夜のほうが楽しそう。昼はつまらない。」と語っていたのも印象に残る。
確かに学校というものは、友人関係はどうあれ、授業においては押し付けがましいとか、先生のやる気がないとかつまらないものだったという印象が僕にもある。
しかしこの映画を見る限り、この学校の授業には温かみがあった。
皆勤賞をもらった70代の方の表情を見て思ったが、やはり「学校」が楽しいのだろう。
まさに「あるべき姿」である。
上映後、現役の夜間中学の先生と、作家の早乙女勝元さんの講演があった。
終戦直後の日本の混乱や、現在の夜間中学にまつわるお話も聴けて、ひじょうにためになった。
この映画の中で、夜間中学を「鈍行列車」と例えていた。
現代は大人の世界も子供の世界も超特急である。
事故が起きたら大変なスピードで走っている。
僕は「鈍行列車」の人生を選びたい。ゆっくりでも自分の生きたいように生きようと改めて思った。
夜間中学記録映画「こんばんは」公式ページ(予告編も見れます)
NHK教育テレビの「知るを楽しむ」の11月の回に、この映画に登場した夜間中学の先生、見城慶和さんが出演されます。
2006年10月22日
やべー国になる前にトンズラするかね(。・-・)
最近真面目な話をいくつか書いてるが、これで一応終わりにしようかなと思ってちょっと色々書いてみよう。
今日は神奈川と大阪で選挙がありました。
どうでもいいといえばどうでもいいけど、どうでもよくないといえばどうでもよくない。
何度も書くように、僕は支持政党なしの無党派層だけど、バランスが悪いのはよろしくないと思ってる。
要するに今の状態で政権与党がはびこって来るのはまずいなと思っているわけです。
支持率とか数字で見るより、感覚的に「やべーな」と。
「そんな感覚なんぞあてにならん」と言いたい方は言えばいいんだけど、僕は断固この自分の感覚を信じて動いているのでしょうがないっす(。・-・)
ところでこの頃妙に気になるのが、その、長年与党でいる自民についての方々の意見。
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