2005年07月10日

夕焼けの詩 三丁目の夕日


夕焼けの詩―三丁目の夕日 (13)

この漫画は本当に良い。

何度涙したことか。

近所のとんかつ屋に置いてあって、それで初めて読んだのだが、その時も

あやうく泣きそうになった。

非常に月並みな言葉だが、「日本人がとっくに忘れてしまったもの」が詰ま

ってる。

貧しいながらもやさしさと温かさのあった時代。こういうのに弱い、自分は。

親子愛だったり男女の愛だったり、ご近所付き合いのふれあいだったり、

飼い主とペットのふれあいだったりと、実に温かい。

今日もコンビニで見つけて買ってきて読んでしまった。

季節柄、七夕を中心とした物語であるが、コピーに「あの時の願い事は、

かなったのでしょうか?」とあり、これがまた涙腺に触れる。

特に悲しい話でなくても泣いてしまう。

もう日本人が絶対に取り戻せないものへの悲しさなのかもしれない。

11月には映画化もされる。

吉岡秀隆と小雪が出る。キャストがいい。

三浦友和の特別出演というのも見逃せない。

さっき初めてこの映画のサイトを見たのだが、途端に目から涙が溢れた。

この映画、絶対に映画館で見たいが、泣き虫の自分はどこまで号泣してし

まうのかちょっと怖い。



kowalski_snake at 19:12│Comments(2)TrackBack(0)clip!mooの好きな本 

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この記事へのコメント

1. Posted by sugi   2005年07月11日 16:09
西岸良平を知っていたとは驚きです。
自分は小学生の時から読んでました。
鎌倉物語も猫王とか鎌倉の魔王様とかなんでもありですけど面白いですよ。
映画が楽しみです。
2. Posted by moo   2005年07月11日 22:20
sugiくんコメントありがとう。
鎌倉物語ってのも聞いたことあるなあ。

三丁目の夕日の良さをわかってくれる人が居て良かった。
sugiくんの世代でもわかるんだなあ。

映画は・・たぶん号泣ですよ(T_T)

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