2005年09月25日
ばあちゃんは健在であった!
連休1日目は二日酔いでダウンしていたが、昨日なんとか那須塩原まで新幹線で行ってきた。
しかし5年位ぶりにばあちゃんに会うということで、なんだか胸が一杯になり、何度も涙腺が緩みそうな時がありつつも、あっという間に駅に到着〜。
駅からはタクシーで10分。わりと近いじゃん(・ω・)
受付で「孫です」と言い、病室を聞いて、エレベータで向かう。
感動の対面!
となると思いきや、ばあちゃんは寝てた
(・ω・)
で、起こしたのだが、まあ寝起きというのは若い人でもわけわかんなくなるものだし、ばあちゃんは当然わけわかんない。
でもだんだんわかって来たらしい。
「あーれー!なーにー!あっらー!」と、まあ久しぶりだということで言葉にならないのか、そんな感じであった。
しかしばあちゃんはいつもこんな感じだ。全く変わってない。
同じ病室のおばあさん達と、介護士の人に手土産をあげて、その後ばあちゃんと色々話す。
しかし相変わらずのネガティブばあさんだぜぇ(・ω・)
「あたしゃ不幸だよ。」「長生きなんてしたっていいことないよ。」
始まった・・(・ω・)
そうは言いつつもベラベラ喋る(・_・;)
昔話から、現在の市町村合併問題から、まあよく知ってるもんだ。
で、おいらが新幹線で来たことに触れて「最近の新幹線はサービスがいいねえ」と言った。
「あれ?このばあさん、なんで最近の新幹線知ってるんだろう・・?」
と思ったら、、、
そうだ、思い出した!(((( ;゚д゚)))
ばあちゃんは90歳過ぎてから、息子夫婦と喧嘩をして、神奈川県から栃木まで家出をしたことがあるのだ!(((( ;゚д゚)))
あの時どうやって行ったのかという事実が昨日判明した。
色んな人に聞きながら、新幹線に乗り、タクシーを乗り継いで本家まで家出をしたのだった(-_-;)
徘徊ではない。意思を持っての家出だ。まったくたまげたパワフルばあさんである(・ω・)
今回も足を骨折し、当初は凹んでいたようだが、おいらが行ったら最後の方は元気満々。
介護士の肩につかまってだが、何歩か歩き始めていた!(((( ;゚д゚)))
そして「また歩けるようになると思うんだけどねぇ」と言いつつ、車椅子の上で足をバタバタし始めた。
おいらの予想では間違いなくあのばあちゃんはもう一度復活する!(((( ;゚д゚)))
介護施設に長者番付ならぬ「長寿番付」というものが貼られていたが、「関脇」であった(笑)
長生きしていてもボケてる人はいるが、このばあさんは記憶力や判断力がハンパじゃない。負けるぜヽ(`Д´)ノ
感動で涙のご対面になると思いきや、クールでドライなばあさんだから、極めて淡々とした時間となった(笑)
ウェットな雰囲気に持っていかないのが、このばあさんの洗練された粋なところだぜ(。・-・)
これが会うの最後かなと思って感傷的になりながら新幹線に乗って行ったのだが、ありゃ絶対大丈夫だ。100歳は確実にいくだろう(・ω・)
そんなわけで、パワフルばあさん健在のお話でした(。・-・)
