2006年12月03日

90年代日本の女性ボーカリスト達

87cec53f.jpg

 

 

 

 

昨日、僕が日本で一番好きなユニット、ICEの近況をネットでなんとなく調べてたら、まだ僕がハイで元気だった90年代を思い出していた。

We’re in the Mood

 

 

 

「cosa nostraはまだ活動してるんだろうけど何してんのかな?」と検索してたら、ボーカルの鈴木桃子ちゃんが脱退してたんだね。。

cosa nostraとか鈴木桃子という名前を思い出して、脳が一気に90年代に飛んでいった。

SEVEN



cosa nostraはまさに90年代クラブカルチャーの中心みたいな人達で、変な意味じゃなくてお洒落。垢抜けてて野暮じゃないところが良かった。

僕はあの当時の20代後半は麻布だとか六本木辺りをフラフラしてた。
酒もガブガブ飲んで新しいクラブを見つけては入り、なんだかわかんないけどそこに居て、電車がなくなるまで居てタクシーで帰ってた。

というようなことを思い出させるcosa nostra。
鈴木桃子ちゃんはJ-WAVEの「アクロスザビュー」という深夜の番組をやってて、それをよく聞いていた。
ゲストも豪華だし、洗練されてたんだよな。

当時はケータイもなく、もちろんネットもなかったので「見えるラジオ」(死語だな・笑)という、文字情報発信のラジオを持ち歩いてて、深夜タクシーの中でこれを見ながら聞いていた。
かかってる曲名とかがそこに表示されるから、知らないいい曲なんかがすぐわかって便利だったな。

cosa nostraを思い出すと、これまた同時期に活動していたescalatersのボーカル、zoocoちゃんを思い出す。

HOT LEGS

こちらもファンクっぽくてクラブミュージックだったんだな。
zoocoちゃんもescalatersを脱退して今はソロ。

何だか時の流れの速さをしみじみと感じてしまったよ。

彼女達はおそらく僕とそんなに歳は変わらないはず。
ちょっと下かちょっとお姉さんだな。

鈴木桃子ちゃんは子供も生まれてのんびりマイペースな活動らしく、さっき曲を試聴したら相変わらずかっこいい。

HAPPINESS

みんな歳を経てもそのそれなりのいい表現、創作活動をしててうれしく思うね。

僕は花屋を辞めてからJ-WAVEもめったに聞かなくなったし、昔よりDJがやかましく感じてからもっと聞かなくなった。
よって、最新の音楽情報もうとくなった。
というより、ラジオで情報を仕入れるよりネットが出来てからそっちに行っちゃったな。

時を同じくして飲む拠点を地元に移して、BURIKIでレゲエばっかり聴いてたから偏りも出て来た。

こう考えると、良い音楽があったら何でも聴いていたあの頃とは変わっちまったんだな。

それと並行して感性だとか脳の活動も微妙に変わっているのだろう。
良い方向なのか悪い方向なのかわからない。

なんだかわからないが、これからまたラジオを聴いたり、情報収集のアンテナの張り方を変えたりしてみようかなと思った。

僕が爆走していた20代後半に活躍していた彼女達が、また別な形で活動しているのには感動したし、「こういうスタイルもあるんだな」ということも考えさせられた。

ここ数年の僕は振り返ると、大きな分岐点に居たのだ。
人生の中でこういう時期は間違いなくあると思う。

そしてそこからまた新しい何かが生まれるのか。

答は風に吹かれている。

なんてな。(笑)


鈴木桃子の気まぐれモモログ

ZOOCO Diary


人気blogランキング



kowalski_snake at 17:25│Comments(0)clip!mooの好きな音楽 | mooの90年代

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔